私は、都内でシステムエンジニアをしている26歳女性です。
インスタグラムを始めたのは一昨年の春ごろで、きっかけは、仲の良い外国人の友人がインスタグラムをやっており、メッセージでの連絡手段として誘われたからです。
インスタグラムへの登録後は、ほとんど使っていませんでしたが、半年くらいたつうちに、友人たちの投稿を見るようになり、段短と楽しくなってきて自分も投稿を始めました。
一人旅での非日常…インスタグラム投稿は旅行が中心になって行った
インスタ投稿は最初は日常の風景や食べ物、イベントの写真などを週に1回ほど投稿していましたが、私は旅行が好きなので、段々と旅行のときの非日常的な写真のインスタ投稿が中心になりました。現在でも長期休暇の旅行のときには投稿をしています。
使い始めて始めての夏休みに長期休暇でスリランカに一人旅に行きました。その際、撮った景色や食べ物などの写真を投稿すると、友人たちからの反響良く、たくさんのいいねがもらえたことに驚き、同時にとてもうれしくて舞い上がってしまいました。
一人旅の寂しさをインスタグラムのフォロワーさんが救ってくれた
私は基本的には一人旅が多いので、旅行中に話し相手がおらず寂しいときがあります。
そんなときに撮った写真をインスタで投稿することで、フォロワーの方々とつながっていられ、たくさんいいねしてもらえるということがとても楽しく、その旅行の最中からたくさんの写真を投稿するようになっていきました。
その年の年末の長期休暇で行ったヨーロッパでも同じようにたくさん投稿し、いいねもいただきました。
いいねが欲しい…沢山欲しい…インスタ映えが目的の旅行をするように
それで調子に乗った私は、なるべくインスタでいいねがもらえるようなよい写真を撮ろうと考えます。
当初予定になかった場所に行ったり、インスタ映えしそうな高級レストランに行ったり、時には、人を掻き分けてよいスポットに突入したりと、インスタありきの旅行をするようになっていきました。
その後、2カ国ほど行きましたが、ある日ふと、インスタで写真を撮ることが目的になっており、自分で本当に見たかった場所に行ったり、食べたかったものを食べたりをしていないことに気づきました。
それに気づいてしまってからは、インスタに投稿することに対しての執着が薄れていき、今では旅行に行っても5回ほどしか投稿はせず、インスタのために旅程を変更するようなこともしなくなりました。
インスタグラム中毒者、インスタグラム依存症だった、私からのメッセージ
今となっては、インスタに取り付かれて、自分の本当にやりたいことを見失っていて、せっかくの海外旅行を無駄にしてしまったと後悔しています。
これからインスタをやろうと考えている方は、インスタにのめりこむあまり、自分の本当にやりたいことを見失わないように気をつけてください。
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